12年8月7日(月)の天気
1.不安定な天気
西日本から東日本にかけて不安定な天気となり、落雷による被害、
短時間強雨による被害などが起きた。千葉港沖では竜巻が発生。
近畿地方でもレーダーアメダス短時間予報で夕方に北部から強雨
域の南下が予想されていた。それに伴い大雨警報が京都府南部か
ら中丹地方、兵庫県南東部と順に発表された。
ひまわり赤外画像でも団魂状の白い積乱雲が見られた。
私の住む地域では18時から1時間強にわたり強雨があった。
その日の夜は涼しく、降雨による気温低下だけでなく日本海の
高気圧からの北寄りの風が吹いた事による気温低下が考えられる。
2.何故不安定?(上空に寒気進入)
(1).8/7 9:00予想図(12/8/6 21:00基準)
(2).8/7 21:00予想図(12/8/7
9:00基準)
(3).考察
- 全国的に不安定となったのは上空500hPa図を見てわかるとおり
この時期にしては冷たい-6℃の寒気流入によると考えられる。
8/7 9:00にはまだ近畿地方には-6℃線はかかっていないが、
21:00には近畿地方にまで南下した。つまり午前中は天気は良く
日中に昇温と共にもくもくと積乱雲が発達し夕方には限界にきて
降雨となったと考える。
地上と上空の気温差が40℃以上になれば不安定な成層の目
安であり、この日は地上では36℃位まで上がり上空に-6℃の
寒気が入れば36-(-6)=42℃の気温差となり対流活動が活発化
する条件は揃っていた。
- 千葉港沖の竜巻は上記1に加え関東沖の寒気の北上がより不
安定となった一因と考えられる。
- 700hPaではおおむね上昇流の場となり山沿いなどでは日中の
南寄りの風が斜面にあたり強制上昇による対流雲の発生が促
進されたと考えられる。
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