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冬型気圧配置

1.シベリア高気圧

冬期、広大なシベリア大陸が放射冷却で冷え、それに接した下層
大気が冷やされる。冷たく重い空気がチベット高原やヒマラヤ山系
にさえぎられて溜まった為にできた停滞性背の低い高気圧である。

この時期の日本海の水温は氷点よりかなり高い。南半分では黒潮
の一部が流入してくる為、約10度もある。一方、北西の季節風の
気温は低く、ふつう水温より10度以上低い。
よって安定した成層のシベリア高気圧が日本海に進むと、相対的に
暖かい海面から顕熱と潜熱の補給を受け対流活動が活発化し不安
定な成層に気団変質する

2.西高東低の種類

西高東低の気圧配置は日本海の等圧線が南北に縦縞模様に走る
山雪型と、日本海の等圧線が袋状に湾曲する里雪型に分ける事が
できる。

  • 寒気の強さ - 里雪型 > 山雪型
  • 風の強さ - 里雪型 < 山雪型

山雪型

日本海から水分を補給した北西の季節風が脊梁山脈を越える時に
上昇気流ができ山間部を中心に大雪が降る。

概念図
冬型気圧配置の概念図(山雪型)
天気図
冬型気圧配置の天気図(山雪型)

里雪型

日本海上空に寒気が有る為大気の状態が不安定になり、海岸
地方を中心に積乱雲ができたり日本海上から小低気圧が上陸
したりして平野部を中心に大雪がふる。

概念図
冬型気圧配置の概念図(里雪型)
天気図
冬型気圧配置の天気図(里雪型)

3.山雪か里雪かの判断

地上天気図で等圧線の走り方で山雪か里雪かのおおよその
判断はつくが、高層天気図(500hPa)で-40度前後の寒気が
日本海中部に入ると里雪になる事が多い。

500hPa高層天気図
冬型気圧配置500hPa高層天気図

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