放射
あらゆる物体は、その温度が絶対零度でない限り、絶えず電磁波を
放出している。
1.太陽放射と地球放射
| 種類 |
内容 |
| 短波放射 |
太陽の放射。波長約0.5μmが最大値。太陽放射ともいう。 |
| 長波放射 |
地球の放射。波長約11μmが最大値。地球放射、赤外放射ともいう。 |
2.大気による吸収
太陽放射について
- 紫外線については酸素分子、オゾンによりほぼ完全に吸収される。
- 可視光線に対してはほとんど透明である。
地球放射について
- 水蒸気、炭酸ガス(温室効果問題)の順で地球放射をよく吸収する。
3.温室効果
地表面が大気からの赤外放射をよく吸収する為、地表面の温度は大
気がない場合の放射平衡温度より高くなる。これを大気の温室効果
という。
4.気温の日変化
雲の無い日には日射量(太陽放射)は正午に最大値をとる。しかし午
後2時頃まで太陽放射から地表面が吸収するエネルギーの方が
差し引き地表面から出て行くエネルギー(地球放射)より多いの
で気温の最大値もその頃に現れる。
日没後は太陽放射はゼロになる為、地球放射により熱を失い続
ける。よって太陽放射が始まる日の出前に最低気温が出るのである。
夜間に低い雲におおわれていると雲からの地球放射を地表面は吸
収するので晴れた夜間に比べ温度降下は少ない。
- 日中
- 晴れた夜間
- 曇りの夜間
|